故郷のお祭り

こんにちは(^o^)

 

ブログスランプになっておりまして、

大変失礼致しました。

 

私の生まれ育った地は、

和歌山県新宮市

 

今思うとは

とても神秘的な所。

 

熊野三山の入口の街。

 

とても強いパワーを持つ場所です。

 

街を見下ろすように、

神倉神社があります。

 

538段の急な石段を上がって行きます。

 


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子供の頃から遊び場になっていました。

 

下にはとても綺麗な沢があり、

水遊びをしたり、石段で遊んだり。

たまに上まで上がったり。

 

普段は上がる人も少なくひっそりとしています。

 

年頃になると、

絶好のデートスポット。

 

ですが、

ここは女神様ですので、

男女で上がると別れる!とジンクスがあります。

 

私も高校の時に、

憧れの先輩と上がった事がありますが、

それきっりになりました(>_<)

 

年に一度、

2月6日に町中の男達が松明を持って上がるお灯祭りがあります。

 

1400年も続くお祭りで、

私の父も子供の頃から上がっていました。

 

上らない年は良くない事があると、必ず上がりました。

 

女性は上がれませんし、

お祭りの日は上がりてさんに触ってもいけません。

 

白装束に着替えて、

白いものしか食べられませんので、

お豆腐とか蒲鉾等がお祭りの日のおかずでした。

 

寒いので、

皆お酒を飲んで出かけます。

 

ケンカもあちこちである日です。

 

阿須加神社、神倉神社、妙心寺の三社詣りをして上がります。

 

阿須加神社も子供の頃の遊び場。

保育園も神社の隣にあり、塀を乗り越えて保育園を脱走してよく神社で遊んでました。

(今なら大騒ぎですよね)

 

妙心寺もいとこの家です。

 

私はきっと子供の頃からパワーを頂いていたのですね。

 

龍伝説も沢山ある地です。

 

男衆は頂上の神様にご挨拶をしたら、松明に火を付けて降りて来ます。

 

女性は入口付近で降りてくる上がりてさん達を見物。

 

若い人達は、一番乗りを目指してかけ降りて来ます。

怪我人もでます!

必ず同級生達が上がっているので、

キャーキャー言って見てました。


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龍です。

沢山の男衆の松明の火が重なり龍になります。

 

感動的なお祭りです。

 

一度は息子を上げたいと思いますが、まだ実現していません。

 

燃えて残った松明は、

一年間お札と同じようにお祀りします。

 

そうして、

新宮市の1年は始まります。

 

毎年、

この時期になると行きたくてウズウズするのです。