リバーサイドの満月の夜

 

船でゆったりとチャオプラヤーリバーを渡ります。

 

いつも何かしら不思議な事が起こるこの川で満月の夜を過ごします。

 

リバーサイドには素敵なホテルが沢山あります。

 

ホテルの予約サイトをチェック。

いつかはオリエンタルホテルに泊まってみたいけど今はまだ。

 

高層ホテルの高い所からお月様を見ようと決めてたのに、予約するときになって急に心変わり。

こじんまりとした小さなホテルに予約を入れます。

 

元々大きな近代的なホテルよりアットホームな小さなホテルの方が好きです。

 

何の情報もなく写真を見ただけで決めたのです。

 

船から降りるとスタッフがお迎え。

とてもフレンドリーでありながらマナーがあり気持ちの良い対応に私の心も爽やかに。

 


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回りを囲ってしまっているこのホテルは、船でなくては出入りすることが出来ないので、他のホテルとは違って敷地内は宿泊客とスタッフのみ。

ゆったりと過ごせます。


一目でこのホテルが好きになりました。

 

夜まで時間があるので少し休んでホテルを散策。



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35度はあるでしょう、少し歩くだけで汗が流れ落ちます。

私の部屋は中央の階段を上がって左手、

いちばん奥の部屋。

 

天井が高くて落ち着いた部屋です。

珍しくトイレとバスルームが別れています。日本人にはやっぱりこの方が落ち着きますね。

 

ローカからはプール、その向こうにはチャオプラヤーリバーが見えています。

 


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時間がゆったり流れます。

 

散策していると何故か女学生が沢山いるような感じかします。

ホテルなのに....

 

あまり気には止めずに部屋に戻ります。

 

食事を済ませ満月と戯れます。

 

思惑通り、

近くに高層ビルもなく川の上にはっきりとお月様が見えています。

 


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とても綺麗なお月様。

時間を忘れて石と月と過ごしました。

 

禁酒日でお酒は売っていませんが、

部屋にあった小さなワインを頂きました。

 

赤ワインに満月を浮かべて頂く、

開運のアクションです。

 


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お月様と遊び疲れて早めに休むことにしました。

 


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クラッシックなバスルーム。

 

ゆっくりお湯に浸かり、

ベッドに入りました。

 

寝付きは良いですね。

いつもベッドに入ると5分もしない間に寝てしまいます。

 

だけど眠れない。

1時間位ごろごろ。

 

ふと足に憑依を感じます。

足気持ち悪い!

 

浄化をしてしばらく足を擦るとおさまりました。

 

控えのベッドで寝ている連れを起こします。

 

もう長い付き合いの彼は私の事は分かりきっています。

 

眠れないんだけど....

 

やっぱりね。

 

絶対寝れないと思ってた!

 

何故?

 

だってここ古すぎるもの。

 

昔の貴族の家をそのままホテルにしたんだって。

 

そうなんだ!

 

何も考えてなかった。

 

少し話をして部屋を除霊したらおさまりました。

 

浅い眠りだったけどうなされる事なく眠れました。

 

早めに起きて朝食にしましょ。

 


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朝食会場もとてもおしゃれ。

ぼーっとしながら食事を頂いていると、

ローカの写真が目に入りました。

 

連れにたずねます、

ねぇ

ここって学校だったの?

 

そうですよ(^-^)

 

でも昨日は貴族の家だってって言ってたよね?

 

家族が引っ越した後学校になって、

その後ホテルになったんです。

 

あーだから女学生を感じたのか!

疑問が解けました。

 

写真を見て驚きました。

 

私がいる!

 

知ってる人も何人もいる!

 


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必然的だったのですね。

私はここに来るべきだった。

来なくてはならなかった。

 

魂の旅だったのね。

 

パワーチャージと魂を癒すために来たんだ。

 

心が爽やかです。

 

来て良かった。

 

そして又来たい。

 

このホテルは、

積極的に西洋の文化を取り入れていたラマ5世の頃、タイの貴族によってイタリアスタイルの洋館として建てられ夫婦と子供10人が住んでいました。

 

この家族が街中に引っ越した後、貴族の子供達の教育の場になった後ホテルに改装されたそうです。

 

急に気が変わりここに泊まる事になったのも全て魂の導きでした。

 

又戻って来るね。

 

風が気持ち良かったです。

沢山の龍もいました。