私のひとつ前の前世

前に投稿した

 

亡くなった友達

 

私達はどうして出会ったのかなぁ

彼が亡くなって直ぐのころ

 

あまり見ようとしない自分の前世に入りました

(自分の前世は見ようとしなくても必要な時は見えます)

 

第二次世界大戦

広島

 

直ぐ前の前世

 

私の前世は女の子

7歳

名前はま○子

まさ子とかまり子とかそんな感じ

はっきり取れない

 

一緒にいる男の子

それが亡くなった彼

 

私達は手を取り合って座っている

 

私達は許嫁で

小さい頃からいつも一緒

 

戦争の混乱で

親とはぐれてしまった私達

 

探そうと焦るほど

親から離れる

 

どうしよう

泣きじゃくる私を

自分も辛いのに一生懸命守ろうとする彼

 

そこに中学生位のお兄ちゃんが表れます

 

親とはぐれたのか?

 

今は泣いてる時じゃない!

生き抜こう!

 

自分も親を亡くしてひとりになっていたのです

 

お兄ちゃんに連れられて防空壕

 

このお兄ちゃんがビッちゃんの前世

 

防空壕の中には

同じように親とはぐれた子

親を亡くした子が数人いました

 

今生で知ってる人が何人もいます

 

力を合わせて生き抜こう!

お兄ちゃんがリーダーになって

皆をまとめていました。

 

防空壕の中

 

ゴーーっと地響きの後

お兄ちゃんが私達をかばうように

覆い被さり

 

一瞬で

皆終わりました

 

短い生涯です

 

亡くなった彼とも短い縁でした

 

だから今生でも短い縁

 

今生で私と彼が知り合った時は

彼はビッちゃんの弟分で

守られていました

 

今生でも

短い生涯を選んで来た彼は

最後に私と会いたかったのでしょう

 

彼が亡くなってから

何度か話をしました

 

最後に

もう大丈夫だねって

私に訊ねて

大丈夫だよって私が応えると

 

笑顔で

じゃ行くねと

私の前から消えました

 

それ以来彼を見ていないのです

 

前世でも私を心配する思いが

今生でも会い

 

心配ないのを確信して

私を守る任務を終了しました

 

又いつか会うでしょうが

来世では悲しくない会い方をするはずです